パーソナルカラーアナリスト養成講座
地元九州福岡で、専門性の高いカラーのプロを目指したい方を養成/支援するスクール
私がカラーの勉強に失敗した経験から
今のパーソナルカラー業界の大きな問題とこれからのアナリストに求められること
最初に、パーソナルカラーアナリストとしての養成講座を受けたのは今からもう1o年ほど前。理論や実技の勉強を一通り行いましたが、これで本当に仕事ができるのか…という不安がありました。色というもの自体が感覚的なものの上、似合う似合わないという感覚も曖昧に感じて自分の診断が合っているのか？という疑問があったのです。実は後から知ったのですが、パーソナルカラーリストの養成講座で学ぶことは、とても理論的な裏付けがないことが多く、ただ言われたからやっているということが多いのです。今考えるとしっかり学んだようで、全く身になっていなかったというのを思います。
もし私と同じように学び直しをお考えの方は多いと思います。パーソナルカラーがブームになり誰でも診断ができるように、経験のない人が養成講座を行っていたりするため、よくわからずにパーソナルカラー養成講座を受けた方も多いかもしれません。私自身は様々なプロから様々な診断結果を言われました。1◯タイプという細分類の診断も受けましたが、結果として納得するものとは違いました。そこからたどり着いたのは、プロなら誰でもちゃんと診断ができるわけではない…ということです。
その後、私はここ福岡で４シーズンの分類のパーソナルカラーの勉強をやり直し、道具も買い直し、一から勉強し直しました。ふわっとしていそうな色の評価にもちゃんと理論や意味があり、それがなければ本当にただの主観になってしまうんだということを実感しました。また、簡単のように思われている４シーズンの分類の診断こそとても奥が深く難しいと感じています。４シーズンでは分類できないなどと言われているのは、アナリストの理解不足や経験不足によるものがほとんどのはずですが、ここがよく誤解されています。
驚かれるかもしれませんが、私たちがよく目にするYoutubeやSNSでの診断や比較画像は、正しくないことが殆どです。それどころかパーソナルカラーアナリストのパーソナルカラーですら合っていないこともざらで、それが日常的に行われていて、それを見ている人もそれがパーソナルカラーと信じているのが現在の深刻な状況なのです。
パーソナルカラーの本質をより極め、技術を磨こうとするなら、診断数や分類数の細かさや、目新しい診断方法に飛びつくことなく、しっかりと基本を中道を理解することです。仕事をしていく上で、どんな勉強が必要かがわかった自分だからこそ、このことをこれから勉強する皆様にお伝えしたいと思っています。
プロになるための本当に必要な勉強とは？
基本に忠実に深く学ぶ
現在はパーソナルカラーの分類基準が複雑なものが増えました。そこでまず最初に思ってしまうのは、そういった複雑な理論や特殊な理論の方が難しく新しく、最新の勉強ができるのではないか？ということ。４シーズンは古く、簡単でもっと難しい勉強をした方が良いに違いないと思うことが大きな落とし穴。そう訴えるアナリストほど、基本をよく知らないのです。基本の４シーズンの分類の診断は、たった４つの分類ながら奥が深く、そう簡単にマスターできません。４分類では診断できない、４分類では納得できないとしばしば言われることがありますが、それは文字通りアナリスト”理解できておらず”診断ができないのです。当たり前のことながら４分類がマスターできてから、さらに細密な診断ができるもの。少なくともそこに至るまでには相当な時間と実績が必要です。
検定や肩書きに頼らない
パーソナルカラーリストの資格は様々な検定や協会などがあり、これをご覧になられた方は何が違うか迷っているかと思います。それは私がそうだったから。〇〇協会認定パーソナルカラーアナリスト、という肩書きがないと仕事ができないのでは？と心配になるかもしれません。しかしそんなことはなく、協会や所属する組織がお客様を用意してくれるわけではありません。着実に腕を磨いてコツコツと地道に続けていけば、今はSNSで集客できる時代。それから、パーソナルカラーを学ぶときは、現役でパーソナルカラー診断の実務を行っているパーソナルカラーアナリストから受けるトレーニングが一番です。講師と名乗るだけで、日頃から業務を行っていない人もたくさんいます。パーソナルカラー診断はスキルで現場から離れると感覚は鈍ります。現役、現場最前線にいる講師から、リアルな情報を手に入れることが大事です。
手間と時間を省かない
パーソナルカラーがブームになり、アナリストになるための養成講座のニーズが高くなったため、様々なところで養成講座が行われています。受ける方からしたらプロになれる勉強ができる！と思われるかもしれませんが、中身は本当に全然質が違うものがあります。例えば、通信教育によるもの、たった数日間でアナリストになれるというもの、オンライン（診断事態をオンラインで行う）での勉強は、実際に勉強した側からすると、考えられません。逆にその学び方を勧める方に師事するのもお勧めしません。また検定試験に合格すれば診断ができるようにも思われていますが、それも大きな誤解。机上論の勉強と、実践的な勉強は別世界です。料理本を読んで作り方を勉強しただけの人と、料理教室に通って先生の技術を目で見て肌で感じて身につけた人との違いは安易に想像つくと思います。たった数日でプロになれる仕事は誰でもできる仕事、それならすぐに淘汰されます。
Curriculum
理論と実践それぞれに特化した充実のカリキュラム
【１】 色彩理論コース
パーソナルカラーに関する基本理論を学ぶコースです。パーソナルカラーのカラーシステム（４グループの分類法）は歴史的に、理論的な背景があり、ファッションやメイクだけでなく、さまざまなカラーコーディネートに応用できる理論です。パーソナルカラー診断のスキルを身につけたい方への基礎コースでもあり、また単純に色の知識を様々な分野（アパレル、理美容、デザイン、建築など）へ活用したいという方への学びの場にもなります。一般的な本に書かれているものではなく、最前線でカラーの業務に携わるプロのアナリストの講師が最新情報を含めお伝えします。福岡のスクールですが、こちらのコースはオンラインで全国どなたでも受けられます。
【時 間】
全4回（4時間×4回）毎月or隔週ペース
【受講料】
¥ 80,000（教材費別）
【形 式】
対面またはオンライン（対面の場合は福岡天神オフィスにて）
【２】実技実習コース
基礎理論を学んだ方が対象の、パーソナルカラーの診断技術や対人コンサルティングを身につけるコースです。パーソナルカラー診断はただ布を順番通りに当てて感覚頼みで行うものではなく、どの色を選択するか、どの順番で置くか、一つ一つの手順に理由があります。お一人お一人の全身の個性を細かく分析するカウンセリング力と、理論に基づく基本に忠実なパーソナルカラー診断の手法を、プロの現役アナリストがレクチャーします。パーソナルカラー診断をお仕事にしたい方、イメージコンサルタントを目指したい方には必須の過程です。診断には不可欠な色専用の照明環境で学べます。福岡天神のエクスカラーにて対面形式で行います。
【時 間】
24時間（4時間×6回）毎月ペース
【受講料】
¥ 160,000（教材費別） 【１】【２】を一括でお申し込みの方は合計 ¥ 230,000（天神福岡開催のみ）
【形 式】
対面形式（最大2名）福岡天神オフィスにて
Merits
エクスカラーで学ぶことで得られるサポートとメリット
Point 1 最高水準の照明環境で学ぶ
色の勉強は、光について知ることから始まります。色の見え方は光（照明）によって大きく変わり、当然診断結果に影響も及ぼしかねません。色が正しく見えている環境で勉強をして、お客様にも診断を行うことはパーソナルカラーリストとしては必須の責任と感じております。しかし現在、そのような状況で行われているケースはごく稀で、そのような場所で勉強ができるスクールはほぼありません。本当は一番大事な照明環境のことが軽視されているのは、それを教えるスクール自体がないというのが現状なのです。受講者はプロ仕様のパーソナルカラー診断用照明器具アシストライトも使用できますので、お仕事をする上ではお客様への信頼にもつながります。パーソナルカラーはどこでも行えるものではないことが実は知られていません。
Point 2 4シーズン分類の本質を極める
現在のパーソナルカラー診断は、4分類を基本として、8、12、16など細分類や特殊な分類方法のものもありますが、よくある誤解が”細分類の方が正確な診断である”という考えです。パーソナルカラー診断はただでさえ簡単なものではなく、ベーシックな4分類を理解するだけでもとても大変なのです。”どの方法が正確”ということは関係ありません。それを十分に理解することなく細分類の方法を学ぶというのは、基礎がないのに応用を学んでいるようなもので、その結果４シーズンでは診断ができないという誤った結論に至っているケースも多いです。方法論に振り回されて本質を理解できていないと、肝心な部分が身につかないままになります。実際に、福岡で今現在子供から大人まで、色に疎い方、男性でもどなたにでもわかりやすくニーズがあるのはやはり4シーズンの分類です。4シーズンの診断をしっかりと身につけることがパーソナルカラーの本質を追求することになります。
Point 3 実務重視のカリキュラム
パーソナルカラー診断を行う上で知っておくべき理論が沢山ありますがそれを学んだからといって診断ができるわけではありません。見よう見まねでできるものではなく、間違いなく経験がなければ身につかないスキルです。“検定試験に合格したから、通信教育で学んだから診断できます”というものではないと確信しております。本講座では、しっかりと実務のトレーニング（モデル実習）を積んでいただきます。実際に皆様が仕事をしていく上で不安にならないようにするためには、実習のトレーニングしかあり得ません。人間の個性は複雑で、よくある自己診断のように、肌の色が、瞳の色で診断できることはありませんし、それができる必要はありません。しっかりとドレープを当てて練習する、そうやってスキルアップを目指していただきます。
Point 4 色彩の専門性の高さ
パーソナルカラー診断の中で行われていることは、実は裏付けがないものが多いと言われています。例えば、最初に赤を当てる、春から当てる、白いケープをかける、でもそれはなぜでしょう？と言われると、そう習ったからというよくわからない理由。そしてそのような根拠のないプロセスこそ、却って診断を混乱させてしまう原因となります。色彩学に基づき、色の見え方をよく知った上で理に適った方法で、パーソナルカラーアナリストが診断をしやすく、診断を受けるお客様にもわかりやすく伝えられるように、診断の手順を常に見直しています。最後には人の目で診断をするものですが、色の見え方はとても繊細です。根拠のない理屈の下で行うことは、より主観頼みや環境の要因に左右される診断結果となり、僅かな影響で判断が揺らいでしまいます。いかに正確な比較ができるか？をしっかりと色の専門家として考えたプロセスを学ぶことができます。
Point 5 卒業後のサポートも充実
私が経験した最も大事なことは、”学びっぱなし”が良くないということ。講座を修了しても、わからないことや実務で難しいことをすぐに相談できる講師がいることはとても重要だと感じました。その結果、次第に自己流になってしまい、謝った理解のまま進んでしまいます。年々変わっていく状況に柔軟に対応し、常に新しい情報や技術を習得すること（ブラッシュアップ）も大事なことです。一度修了したからあとは好きなように自分でやるのではなく、常に学び続けられる環境をご用意しています。定期的なブラッシュアップレッスンも行っていますし、講座の見学や個別のレッスンも可能です。プロの養成講座ですので、皆様が活動していく上で必要なスキル（例えばSNSの使い方やPCスキル他）のサポートなども行います。なお、パーソナルカラーリストとしての登録費用や年会費などは一切ございません。色見本や資料などのオリジナル教材の購入も可能です。
Point 6 男性も学びやすい環境
男性のパーソナルカラーリストは福岡や佐賀でも、全国的にも少ないのですが、養成講座を行っている男性講師もほぼいません。私が色の勉強をする時に感じたのは、周りが女性ばかりで少し気が引けるということ。きっと福岡や佐賀または九州でパーソナルカラーの勉強をしたい男性は今後増えると思いますが、男性でもなれるのか？周りは女性ばかりではないか？という理由で躊躇っているかもしれません。私自身、男性だから感じてきたことお伝えしたいことが沢山あります。男性目線だから女性にお伝えできることもあります。男性女性どちらがいいのではなく、男性講師なら受けてみようと思ってくださる方が増えるととても嬉しいです。男性のお客様は実際に増えておりますし、今後は男性のパーソナルカラーリストのニーズは益々増えると予測されます。ぜひ男性も勉強してみませんか？
Schedule
現在募集中のクラス
福岡校
《平日クラス》
●2024年 10月スタート（現在調整中）
《日曜クラス》
●2024年 11月スタート
[理論コース] オンライン形式
[実技コース] 対面形式（福岡天神）
オンライン（全国）
《日曜クラス》
●2024年 11月スタート
[理論コース] オンライン形式
実技コースはオンライン非対応です。
パーソナルカラーアナリスト養成講座は時間も費用もかかります。
私自身が、高い受講料も教材費もかけて、一から学び直した経験から、
パーソナルカラーアナリストのスキルを身につけるためには、何が大事かお伝えできると思います。
皆様が目指しているもの、学びたいこと、これからどんな活動をしていきたいかなど、
よくヒアリングをし、十分にご納得して勉強を始めていただけるよう、
まずはカウンセリングや、講座の個別説明会を無料で行いますのでお気軽にご相談くださいませ。
当講座でしか学べない内容などについて詳しくご説明いたします。
オンライン（Zoom）でも対応可能です。