色の正体は光です。
モノの色が見えるということは、そのモノに何かに光が当たっているからです。
その光がどんな光か(光の成分)で、色の見え方が変わるということは、
知られてはいても、意外と活かされていないものです。
色の見え方のことを気にせず、雰囲気作りだけのために
照明計画を立てていてはおもいもよらぬトラブルが起こることもあります。
服、化粧品、画材など微妙に違う色を悩みぬいて選ぶ場面で、
照明が正しくないなんて、何に時間をかけて悩んでいるのか
本末転倒な話になってしまいます。
色付きメガネで色を選んでいることと同じなのです。
ですから、パーソナルカラーの診断時には、
色が正確に見える照明を置いて診断しています。
光は、自然光だから良いなどというものでもなく、
とてもデリケートなものです。
色を見る立場として、まずは環境づくりから
責任を果たすことを心がけています。
色の見えに関するトラブルの原因は主に、光です。
照明のこと、画像データのこと、印刷物のことなど
色の見え方、管理の仕方で何かお困りのことがあれば、
一度ご相談ください。